サイズ |
A5判 |
発行年月 |
2023年7月10日 |
編集発行 |
(一社)部落解放・人権研究所 |
価格 |
660円(税込) |
特集:えん罪防止と再審法改正―なぜ再審を認めないのか
本年三月に「袴田事件」(一九六六年)の再審開始が決定した。袴田巌さんの死刑判決(一九八〇年)から四三年。二〇一四年には静岡地裁が再審開始を決定し、袴田さんの身柄の解放を命じた。しかし検察官の即時抗告により再審開始が取り消され、最高裁による高裁決定の取り消し、審理の差し戻しを経て、当初の再審決定から九年かかって今回の再審決定に至った。無罪を訴える人になぜ日本の司法は再審を認めないのか。滋賀県「日野町事件」(一九八四年)、鹿児島県「大崎事件」(一九七九年)、そして埼玉県「狭山事件」(一九六三年)。再審を求める闘いを通して明らかにされてきたこと、再審法改正をはじめとした、えん罪防止のための司法制度改革の課題について、海外の事情を照らし合わせながら考える。
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特集:えん罪防止と再審法改正―なぜ再審を認めないのか
本年三月に「袴田事件」(一九六六年)の再審開始が決定した。袴田巌さんの死刑判決(一九八〇年)から四三年。二〇一四年には静岡地裁が再審開始を決定し、袴田さんの身柄の解放を命じた。しかし検察官の即時抗告により再審開始が取り消され、最高裁による高裁決定の取り消し、審理の差し戻しを経て、当初の再審決定から九年かかって今回の再審決定に至った。無罪を訴える人になぜ日本の司法は再審を認めないのか。滋賀県「日野町事件」(一九八四年)、鹿児島県「大崎事件」(一九七九年)、そして埼玉県「狭山事件」(一九六三年)。再審を求める闘いを通して明らかにされてきたこと、再審法改正をはじめとした、えん罪防止のための司法制度改革の課題について、海外の事情を照らし合わせながら考える。
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