サイズ |
A5判 |
発行年月 |
2022年7月10日 |
編集発行 |
(一社)部落解放・人権研究所 |
価格 |
550円(税込) |
特集:現代の『破戒』―部落出身を語ること
全国水平社創立一〇〇年をむかえた今年、六〇年ぶりに小説『破戒』が映画化された。一世紀前の時代を生きていた主人公の瀬川丑松が経験していること、葛藤は過去のことではない。一〇〇年が経過しても、家族にすらルーツを語れずにいる方たちが、さまざまな葛藤をかかえている現実がある。ルーツを語っていない部落出身者にとって部落差別は「日常」だが、自分が差別を受けたこと、部落差別の被害にあっていると伝えることができない。今号では、被差別部落にルーツをもつ方たちからご自身のこれまでの経験、いまの思いを伝えてもらった。みなさん学校教育の現場で教壇に立っている方たちである。信頼できる人以外にはルーツを伝えていない人、出会いを通じてルーツを語ることを決めた人、それぞれの思いを知ってほしい。そして部落問題は自分の問題であるということ、加害に加担する行為が日常にあふれていることを知ってほしい。
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特集:現代の『破戒』―部落出身を語ること
全国水平社創立一〇〇年をむかえた今年、六〇年ぶりに小説『破戒』が映画化された。一世紀前の時代を生きていた主人公の瀬川丑松が経験していること、葛藤は過去のことではない。一〇〇年が経過しても、家族にすらルーツを語れずにいる方たちが、さまざまな葛藤をかかえている現実がある。ルーツを語っていない部落出身者にとって部落差別は「日常」だが、自分が差別を受けたこと、部落差別の被害にあっていると伝えることができない。今号では、被差別部落にルーツをもつ方たちからご自身のこれまでの経験、いまの思いを伝えてもらった。みなさん学校教育の現場で教壇に立っている方たちである。信頼できる人以外にはルーツを伝えていない人、出会いを通じてルーツを語ることを決めた人、それぞれの思いを知ってほしい。そして部落問題は自分の問題であるということ、加害に加担する行為が日常にあふれていることを知ってほしい。
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