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B_burakukaihokenkyu214

部落解放研究214号

特集1:生政治とマイノリティ、特集2:朝鮮衡平運動史の研究(4)

販売価格 (税込):
2,200
重さ係数:
235

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出版物・DVD > 紀要「部落解放研究」
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【内容の紹介】(編集後記より)
 本号では、第一研究部門「部落史の調査研究」の、生政治とマイノリティ研究会と朝鮮衡平運動史研究会におけるこの間の調査研究の成果ついて、それぞれ特集としてまとめた。
 前者は、2016年から積み重ねられてきた共同研究の成果である。本特集は、〈生政治(Bio-Politics)〉という観点から、被差別部落、ロマ、ダリトといったマイノリティ問題をめぐる今日的課題をとらえた論考5本から成る。そのうち、2本は翻訳論文である。
 後者は、2013年から調査研究を進めてきた朝鮮衡平運動史研究会の成果である。これまでにも、紀要の208号、210号、212号で「朝鮮衡平運動史の研究」として特集を組んできており、今号で4度めの特集となる。渡辺論文は、このたび刊行された『朝鮮衡平運動史料集・続』(解放出版社、2021年2月)の解説である。あわせて、朝鮮衡平運動史研究にかかわる日本語文献の一覧を掲載した。
 次号215号(2021年・秋号)では、第三研究部門の「人権教育・啓発の調査研究」の識字・成人基礎教育研究会の研究成果について特集を予定している。

【目次】

特集1:生政治とマイノリティ

「生政治とマイノリティ」特集にあたって (友常勉)

生政治と同和行政・人権行政 (友常勉)

バイオポリティクスからネクロポリティクスへ
ー第二次緊急事態宣言とコロナ過に考えるー (中村勝己)

都市の再開発と同和地区のジェントリフィケーション政策
ー新自由主義と部落差別解消推進法情況― (廣岡浄進)

人種的隔離
―イタリアにおけるロマ・キャンプとスラムー
(ジョバンニ・ピッカー/エリザベッタ・ヴィヴァルディ)(翻訳:小美濃彰)

COVID-19がインドのダリドに与えた影響
ーカーストに基づく暴力と司法へのアクセスー(ラフル・シン)(翻訳:渡邉啓太)

特集2:朝鮮衡平運動史の研究(4)

戦時期・解放後朝鮮における皮革統制と衡平運動関係者の活動 (水野直樹)

衡平運動史研究の展望・続
―『朝鮮衡平運動史料・続』刊行にあたって― (渡辺俊雄)

朝鮮衡平運動史研究日本語文献一覧について (朝鮮衡平運動史研究会)

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